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私の一番の目的は、英語力を向上させることでした。また一度は海外で生活してみたいとずっと思っていました。カナダで1番大きな都市ということでトロントで暮らそうと決めました。初めは語学留学も視野に入れていましたが、金銭的な問題もあり、語学学校も行けて現地でも働けるワーキングホリデービザを取得することにしました。 旅行会社や留学サポート機関で様々な手続きを有料で(無料で行っているところもあるようですが、詳しくは分かりません。)代行してくれるところもありますが、語学学校の手配も、ビザ発給手続きも全て自分でやりました。不安はありましたが、特に難しいこともなく、トラブルもありませんでした。どうしても不安な人は、安心料を払ったと思って、様々なサポートを受けるのもいいと思います。 英語にあまり自信がなかったので、最初は語学学校に入りました。ホームステイも学校が手配してくれました。学校は入ってみないと雰囲気や、授業の質など分からないと思ったので、出発前にフルタイムの1ヶ月分だけ申し込んで現地でパートタイム1ヶ月の延長をしました。授業の質などは、先生との相性だと思います。あまりお金もなかったし、より英語に触れる機会を増やしたかったので、空いた時間で仕事を探そうと考え、2ヶ月目はパートタイムに切り替えました。 ショッピングセンターなどレジュメを出して返事を待つ日々が続きましたが、殆ど成果はなく、日本食レストランで働くことにしました。従業員は日本人と中国人でしたが、日本人客は殆ど来ませんでした。学校に通っていた頃は、英語を話せるし、聞けるようになってきたと思っていましたが、実際働いてみると、何を言われているのか全く分からないこともあったし、「英語を話せる人つれてきて。」と言われたり、何度も悔しい思いをしました。 仕事を始めたことで、学校に行けなくなったのでチューター(家庭教師みたいなもの)をつけることにしました。また、毎週土曜日はトロント大学で行われるランゲージエクスチェンジにも参加しました。私は、2人のチューターに英語を教わりましたが、どちらも始める前にお試しのレッスン(無料)を受けさせてもらい、それからレッスンを受けることにしました。 2時間のレッスンを週に2回だけでしたが、1対1のレッスンで、自分のペースで、自分の好きな話題を話したり、自分で勉強した部分でわからないところがあったら、質問を用意してレッスン時間に聞いたり、私にとっては学校にいた時よりも充実した内容だと思えました。しかし、仕事で物凄くストレスが溜まってしまった時は学校の友達に会って遊びにいったり話したりすると楽になったので、最初に学校に行って友達を作っておいて良かったと思いました。また、短時間に色々な国の人と友達になれたのは語学学校に入ったからだと思います。 ![]() [ 写真 ] バイト先の子とその友達と飲みに行った帰りの写真 日本食レストランで働き始めて4ヶ月が経った頃、毎日同じような会話しかしていないし、日本人スタッフと日本語を話していたので、このままではいけないと思うようになりました。そこで、環境を変えて知っている人が居ないところに行こうと思い、大自然が有名なバンフが近くにあるカルガリーに行こうと決め、日本食レストランは5ヶ月働いて辞めました。住むところだけは決めておきたいと思っていたので、実際に家を見ないで契約するのはどうかと思いましたが、インターネットで探し、納得いくまで質問し、写真を送ってもらって契約しました。 カルガリーに引っ越してから、ゆっくりしていると動けなくなりそうだったので、2日目には仕事探しに出かけ、3日目にはファストフード店で仕事を始めることが出来ました。ここでは、日本語を話す人が一人も居なかったので、仕事を覚えることや、みんなの英語のスピードについていくのが大変でした。しかし、トロントに比べ親切な人が多いと思いました。特に従業員やオーナーは英語を完璧にできない私に根気良く付き合ってくれ、本当に感謝しています。英語が上達しているという感覚が殆どなく、何ヶ月もカナダに居るのにまだこれくらいしか話せない、どうしよう・・・と気持ちばかりが焦っていた私は、みんな迷惑がっているんじゃないかというような不安が常にあったので、自分なりに接客や任せられた仕事は一生懸命やりました。 慣れてくると、ここはこうした方がいいとか、提案もするようになり、新人の教育も任され毎日楽しく過ごせました。笑顔で丁寧に応対していると、お客さんに名前を覚えてもらえるようになり、話しかけてくれる人もいたし、自分の接客を褒める手紙をくださる方も居て、すごく嬉しかったのを覚えています。勿論楽しいことばかりではなかったし、喧嘩したり、やめようと思ったこともありました。それでも、続けられたのは、自分は周りの人に本当に恵まれていると心から思えたからだと思います。 知っている人が一人も居ないところに引っ越したので、友達は居ないし、休みの日も特にすることもなく、家で映画を見たりテレビを見たりして過ごしていましたが、それを知った同僚が誘ってくれるようになり、家でパーティーがあるときや、飲みに出かけるという時は誘ってくれて、トロントに居た時はカナダ人の友達が一人も居なかったので、休みの日も楽しく過ごせるようになりました。 カルガリーでは学校にも行かず、チューターもつけませんでしたが、自分で勉強したり、同僚が発音を直してくれ、何より英語環境だったので話す訓練になりました。それでも、やはり英語が上達した!!という気にはあまりなれなかったのですが、『日本語でも聞き取れないこともあるし、分からない単語もある、コミュニケーションはとれている』と考えるようにしたら、気持ちが楽になりました。
帰国を意識するようになってから、私は毎日のように「帰りたくない」といっていたように思います。帰国が近くなって、仕事を辞めなければいけないという話をしたときも、「どうしても帰らないといけないの?マネージャーになってくれたらいいのに。」と言ってくれたり、自分の働きを認めてくれて、私の帰国を悲しんでくれる人たちに出会って本当にいい想い出が出来ました。 帰国するために、いったんトロントに戻りました。カルガリーを去るのはすごく寂しかったけど、トロントの友達や、ステイ先の人に再会できることが楽しみで仕方ありませんでした。時間はあまりありませんでしたが、ホームステイ先に泊めてもらったり、チューターに会ったり、友達会ったりして楽しい時間をすごせました。ステイ先の人に「話し方が変わったね。すごく英語上達したじゃない、カルガリーで何してたの!?」と言われた時は報われたと思いました。自分ではなかなか成長を感じることが出来なかった自分には最高の言葉でした。
改めて振り返ると、銀行でのトラブルで警察にお世話になったり、裁判所に行ったり日本でもなかなかできない経験もしましたが、それも英語を上達させるきっかけになったし、今となっては思い出です。 本当にいい経験をしたし、大きな思い出ですが、厳しい現実もあります。ワーキングホリデーをしたというだけで、就職に有利になるとは思わないほうがいいです。むしろ厳しい眼で見られることもあります。ホリデーを目的として制度を利用している人も多いので就職に有利にさせたいと思う人は、TOEICで高得点を獲得したり、自分はこんなことをしたと自信をもって言えることをしておくことが助けになると思います。また、英語を使った仕事をしたいと考えている人は、英語を使ってどんなことをしたいかということまで詰めて考えられると更にいいと思います。 これから、制度を利用して海外生活をしようと考えている人も多いと思いますが、何のために行くのか、何をしたいのか、どうなりたいのか、よく考えて忘れないようにしてください。英語を上達させたいと考えている人、英語圏で生活しただけで英語を話せるようにはなりません。私も行けば何とかなると思っていた大バカモノです。どのくらいの英語力を求めるかにもよりますが、出発前から勉強したほうが、より結果は出ますし、現地に行ってからも努力しないと話せるようにはなりません。くどいですけど、自分の目的を決して忘れないことが成功につながります! ワーキングホリデーを利用して海外に行くことを考え始めたのはいつごろでしたか? 高校生の時から漠然と考えていましたが、決めたのは大学2年の時でした。 実現したのは何歳(何年生)の時ですか? 大学3年を終了した後、休学して行きました。 どこに行きましたか? カナダのトロントとカルガリーです。 ワーキングホリデーの目的は何ですか? 英語力の向上と人生経験のため。 どれくらいの期間カナダにいましたか? 365日。 滞在期間をどのように過ごしましたか? 2ヶ月語学学校に通い、7ヶ月働いて、1ヶ月は旅行など。 費用はどれくらいかかりましたか? 旅行や遊んだ分も含めて200万弱。 費用をどのように工面しましたか? 出発前と滞在中のアルバイト、足りなかった分を親に借りました。 これからワーキングホリデーを利用して海外へ行くことを計画している人へのアドバイスは? 目的を忘れないでください!! |
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