「多文化共生」とは?
国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的差異を認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと
(平成17年度 総務省「多文化共生の推進に関する研究会」)
青森県多文化共生推進プラン
青森県では、人口減少・少子高齢化や県内在留外国人の増加が進む中、多文化共生の施策を推進するため、「青森県多文化共生推進プラン」を策定しました。(令和6年度~)
基本方針
- コミュニケーション支援 地域と連携した日本語教育、国籍等に応じた多言語対応
- 生活支援 在留外国人に必要な生活全般の支援(教育・労働・災害・医療・子育て・住宅など)
- 意識啓発と社会参画支援 多文化共生の認知度向上、交流・互助の環境整備、在留外国人の担い手育成、不当差別の解消
- 地域活性化・グローバル化 外国人の強みを活かした地域活性化・グローバル化、外国人人財の発掘、留学生の県内就職
各主体の役割
本プランの実現に向けて、各主体が相互に連携を図り、多文化共生施策を推進します。
- 県 広域自治体として市町村への支援、多文化共生に係る取組・ニーズ等の情報収集、広域的な普及啓発
- 市町村 外国人住民に身近な行政機関として的確な行政サービスの提供、外国人住民が参加できる地域づくり
- 国際交流協会 県や市町村と連携した多言語情報の提供、相談・交流事業など地域の課題やニーズに対応した取組の推進
- NPO等の外国人支援団体 外国人が抱える課題に対し、各団体の専門性を生かした支援、地域活動等への参加促進
- 県民 日本人・外国人ともに全ての県民が国籍・民族・宗教等の違いなどの多様性を尊重
- 企業 留学生や定住外国人の採用・育成、外国人労働者が能力を発揮できる環境整備
- 教育機関 留学生の受入、教育・生活支援、地域社会参画・県内就職支援、国際理解等の醸成、グローバル人財の育成