6 教育のためのお金

(1)就学援助(対象:小学校・中学校)

  • 家族の収入が少ない小学生や中学生は、学校で勉強するために必要なもの(制服・ランドセル・文房具)や給食費などにかかるお金をもらうことができます。
  • いくらもらうか、どんな人がもらうかは、住んでいる町で違います。
  • 年度始めに全員に『就学援助制度のお知らせ』と申請書が配布されるので、この用紙を学校に提出して申し込みします

(2)高等学校等就学支援(対象:高等学校)

  • 公立の高校に通う生徒は、学校に払う授業料が無料になります。親の収入が多い(年収目安910万円以上の方)生徒は無料になりません。
  • 私立高校の生徒も授業料の一部が無料になります。
  • 4月ごろ、学校から申し込みするための手紙がくるので申し込みします。

(国公立高校は授業料負担が実質0円になります。私立高校等の場合、授業料と就学支援金との差額は、御負担いただく必要があります。詳細については、学校へお問い合わせ下さい。)

(3)高校生等奨学給付金(対象:高校)

親の収入が少ない高校生は、授業料以外の教育費(教科書や勉強に使うものを買うお金)をもらうことができます。学校に申し込みします。

(4)大学などの奨学金

  • 国や県、会社など、いろいろな団体の奨学金がありますので、奨学金を出しているところに相談してみてください。
  • 国の奨学金には、2つの種類があります。
    • 給付型:将来お金を返さなくてもいい
    • 貸与型:学校を卒業したら少しずつお金を返す(利息があるものとないものがあります)
  • 外国人でも日本に永住している人や日本人の家族などは、国の奨学金をもらうことができます。
  • 留学生がもらう奨学金もあります。